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ドクターマーチン / 8ホール ブーツのサイズ感、使用感などレビュー。数多くのロックミュージシャン達から愛されたブーツ。


トーイ

これまで数多くのロックミュージシャンに愛されてきた、もはや博物館収蔵レベル(笑)の名作「ドクターマーチン / 8ホール ブーツ」をご紹介!

 
みなさん「ドクターマーチン」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?ハードでなんだか不良っぽいイメージかもしれませんね。
 
ただ、僕のような音楽好きにとっては、避けては通れないアイテムです。なにしろこれまで数多くのロックミュージシャン達に履かれてきたのですから。
 
僕も10代の頃の憧れのブーツでしたし、初めてドクターマーチンのブーツを購入した時の「無敵感」は、今でもありありと思い出すことができます。
 
今回はそんな個人的に思い出もたくさんある(笑)「ドクターマーチン / 8ホールブーツ」を深掘りしていきたいと思います!
 
 
 

この記事でわかること

1. ドクターマーチンの簡単な歴史
2. ドクターマーチン / 8ホールブーツの特長
3. サイズ選びのポイント
4. 僕が実際に使ってみた感想

 



 
 

まずはドクターマーチンの簡単な歴史から

 


 
出典:Dr.Nartin web

 
ドクターマーチンは1945年にドイツの医師であるクラウス・マーチン氏が、休暇中に負った足の怪我がきっかけとなって生まれたブランドです。
 
マーチン氏は、負傷時に支給されたブーツが足の回復やリハビリにふさわしくないと考え、やわらかな履き味を求めて空気を含んだソールユニットを発案しました。
 
このソールユニットは後に改良を重られ、歩行時の衝撃を緩和する「エアクッションソール」の原型となりました。
 
ドクターマーチンの顔とも言える「8ホール」の呼び名でお馴染みの「1460」は1960年4月1日に誕生し、レザーブーツの屈強かつ上品なルックスと、ソールの快適な着用感が当時の郵便局員、工場労働者などの支持を得ることになります。
 
現在では、パンクスやスキンズを初めとして、数多くのミュージシャンに愛され、ストリートシーンを代表するブーツとして世界中にファンを獲得しています。
 
 

ドクターマーチン / 8ホールブーツの特長

 

 
 

1. エアクッションソールの履き心地がいい

ドクターマーチンの代名詞とも言える「エアクッションソール」は、同ブランド名の由来であるドイツの医師だったクラウス・マーチン氏が、休暇中に負った怪我がきっかけで生み出されただけあって、ソールの履き心地は折り紙付きです
 
また、ドクターマーチンならではの、ソール部分のイエローステッチも上品なルックスのアクセントになっています。
 
 

2. 経年変化を楽しめるブーツ

ドクターマーチン / 8ホールブーツは、現在は牛革のスムースレザーを採用されていて、履き心地はもとより、レザーブーツの屈強かつ上品なルックスを携えています。
 
また、ドクターマーチンはいわゆる「労働者階級」愛されてきたブーツなので、小ぎれいに履くよりも、とことん履き潰したくらいの経年変化が美しいです
 
革にアタリが出て、ソールや靴紐が擦れてくるくらいがかっこいい、そんな長い時間をかけて愛用したいブーツだと思います。
 
 

3. 数多くのロックスターにも愛されてきたブーツ

1970年中頃、イギリスの音楽シーンではパンクが生まれ、ドクターマーチンはそのタフで上品なルックスが彼らのスタイルとマッチして、一気に人気を集めることになりました。
 
その後も、スキンズ、グラムロックなど、多くのサブカルチャーを愛するロックファンに受け入れられてきました
 
特に、8ホールのチェリーレッドカラーはスキンヘッズ達が愛用していたことで有名です。 
 
 


 
 

 

ドクターマーチンとストレートエッジ

ドクターマーチン社は、2003年4月1日に、これまで行ってきたイギリス国内での生産を中止しました。それ以降のドクターマーチンの製品は全て「メイド・イン・チャイナ」「メイド・イン・タイランド」などに変更されています。
 
また、この変更に伴い、2001年1月から提供されていた非皮革製品の生産が終了し、本革のみの商品展開が行われています。
 
この非皮革製品の生産中止は、ベジタリアン、ストレートエッジと呼ばれる人たちにも多くの影響を与えたと思います。
 
ストレートエッジとは、パンク〜ハードコアのサブジャンルであり、またその音楽を愛好する人たちの思想・概念・ライフスタイルを指します。
 
基本的には、アルコール、タバコ、違法なドラッグ類を摂取しないという生き方で、それが進んでベジタリアン、ヴィーガンのライフスタイルを受け入れている人も多いです。
 
そんな彼らにとっては、現在のドクターマーチンの経営方針は、自分達の思想とは相反するものなのかもしれません。
 
 

サイズ選びのポイントやお手入れ方法


 
サイズについて注意したいのは、ドクターマーチンはイギリスの靴なので、基本はUKサイズで表記されていることが多いです
 
サイズ選びの時は、できるだけスタッフさんにしっかり自分の足のサイズを伝えて、フィッティングするようにしましょう。
 

 
サイズ感についてですが、個人的には革が馴染んでくるまで時間がかかり、横幅が若干細めなので、「ワンサイズアップ」をオススメします
 
僕は通常はスニーカーで26.5〜27cmですが、UK9(28cm)を履いています。また、これは個人的な意見ですが、ドクターマーチンはやや大きめのシルエットで、ルーズに履いた方がかっこいいと思います。
 
ドクターマーチンのブーツの革は、馴染むまでは非常に硬いのですが、 ソールがクッション性が高いので、履きならすと非常に丈夫で快適なブーツとになります。 焦らずに育てていきましょう。
 

ドクターマーチンのソールは、昔は交換が難しかったのですが、現在では修理交換ができるとことも増えているようです。ネットで調べるとたくさん出てくるので、気になる方は、ぜひ利用してみてください。

 



 
 

 

僕が実際に使ってみた感想 / 25年

僕のドクターマーチン歴は、何度か買い替えもしていますが、25年くらいと長いのですが、正直なところ、サイズとか経年変化とか小難しく考えて履いていないです(苦笑)
 
よくするスタイルはやっぱり細身のジーンズ+ロールアップで、ロックっぽいイメージでしょうか。
 
昔はポロシャツ、スキニー、ブーツといった感じでしたが、流石にアラフォーの今では、ハットやベストを合わせて履くことが多いですね。
 
革が馴染んでくるには、少し時間がかかるかもしれませんが、そこは「ロックスピリット」で乗り切りましょう(苦笑)
 


トーイ

正直、今では出番は少なくなってきましたが、10代の頃から憧れていたブーツなので、長く付き合っていきたいです。

 
 

ドクターマーチン / 8ホールブーツのまとめ

ドクターマーチン / 8ホールブーツの特長をまとめてみると
 
 

ここがポイント

1. エアクッションソールの履き心地がいい
2. 経年変化を楽しめるブーツ
3. 数多くのロックスターにも愛されてきたブーツ

 
ということでしょうか。ドクターマーチン / 8ホールブーツは、ルックスもさることながら、その歴史的背景と音楽に深いつながりがあるところが最大の魅力です。歳をとってもドクターマーチンを履きこなせる大人はやっぱりかっこいいです。
 
 


トーイ

僕がドクターマーチンを買おうと決めたのは、ブラーのデーモン・アルバーンがカッコよく履いていたのを見たからです。フレッドペリーのポロシャツとドクターマーチンが、その頃の僕の定番でした。ミーハーですね(苦笑)

 

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