
トーイ
発売以来、オリジナルからどんどん進化していっているG-SHOCKの原型ともいえる「DW-5600E」を紹介します!
質実剛健を絵に描いたような時計、それがG-SHOCKです。このことに異論がある人は少ないのではないでしょうか。
1983年に発売されたG-SHOCKが90年代に爆発的にヒットしたことは、当時青春時代を過ごした方なら鮮やかに思い出すことができると思います。
現在でも、オリジナルモデルを踏襲したDW-5600Eをはじめ、さまざまなバリエーションや進化をしてG-SHOCKは世界中の「G-SHOCKER」たちに愛されています。
ここでは、そんなG-SHOCKのDW-5600Eにスポットを当てて、深堀りしていきたいと思います!
1. G-SHOCKの簡単な歴史
2. DW-5600Eの特長
3. 電池の寿命と交換方法について
4. 実際に使ってみた感想
G-SHOCKの簡単な歴史
出典:wikipedia
1981年、CASIOのプロジェクトチームによって「落としても壊れない時計を つくる」という信念のもと、約2年もの歳月をかけて開発されたのが「G-SHOCK」です。
制作には200を超える試作が繰り返され、構造、素材、機能のあらゆる面から「タフネスさ」を追求されました。
現在では当たり前のように思われているG-SHOCKの耐久性は、実は当時の常識を覆す大発明だったのです。
今でも、GPS機能などを搭載したモデルが発売されるなど「G-SHOCK」シリーズは進化し続けています。
DW-5600Eの特長
1. 必要なだけの機能を搭載したシンプルな構造
DW-5600Eの原型となった、G-SHOCKのオリジナルモデルである「DW-5600C-1V」は映画「スピード」で使用され、爆発的なヒットとなりました。
それ以降スクエアケースのGショックは「スピードモデル」という愛称で親しまれています。文字盤は時間、曜日、日付が一目でわかるシンプルなレイアウトです。
「DW-5600E」は、そのDW-5600C-1Vの復刻版にあたるモデルです。オリジナル同様にスクエアケースを採用し、新たにELバックライトを搭載しています。
また、1秒単位で24時間まで設定可能なカウントダウンタイマーなどが付いています。
2. とにかく丈夫で長持ち
DW-5600Eは合成樹脂でしっかりとしているため、耐久性も抜群です。
機体自体の耐久性も、2年もの歳月をかけ、200以上のモデルを試作したという実績からも信頼できるものです。
実際に多くのアスリートたちにも耐久性は信頼されていて、安心して長年愛用することができます。
そもそも90年代にG-SHOCKが大ブームになった火付け役は「渋カジ~キレカジ」の流れのファッションです。
僕の当時の印象だと、渋カジが501やレッドウィングのエンジニアブーツ、ショットのB-3などの少し不良っぽいイメージで、キレカジは紺ブレを主体としたアメリカ東海岸トラッドというイメージでした。
その後、様々なスタイルがミックスされていくのですが、その中でも「キレカジ+スケーター」スタイルを好んでいた人たちが、最初にG-SHOCKを取り入れて大ヒットしたと言われています。
ちなみに、その時に大ヒットしたモデルは、三つ目が特長の「DW-5900C」で、現在も復刻モデルが発売されています。

トーイ
限定モデルも多くあって、特に「黄色のG-SHOCK」も当時よく見かけましたねー。なつかしいです。
電池の寿命はどれくらい?電池の交換方法は?
公式だとG-SHOCKの電池は2~3年ということですが、僕の経験からすると、もっと持ちがいいと思います。
実際に何個かG-SHOCKを買ったりしていますが、どの個体も5年以上もっていると思います。
もちろん、使用状況や環境によって大きく変わってくると思いますが、通常のタウンユースであればそのくらいは持つのではないかなーと思います。
電池の交換やベルトの交換は、専用の工具と知識があれば自身で交換することも可能です。
WEB上でも交換方法の説明や、Youtubeなどでも多くの方が方法をアップしているので参考にできます。
また、G-SHOCKはベゼルの交換やパーツもたくさん出ているので、カスタマイズして楽しむことも可能です。

僕が実際に使ってみた感想 / 使用歴25年
これまでにG-SHOCKを手放したり買い替えたりで、3個以上は使っていると思いますが、どれも5年以内に電池が切れた思い出はありません。
また僕は痩せ型の体型で手首が細く、ごついメタルの時計は似合わないんですが、G-SHOCKは不思議と腕になじみます。
よく重いという方もいらっしゃいますが、腕によくフィットするので、個人的に重さは全然気になりません。
むしろ、この存在感に守られている感じがして、とても安心します。

トーイ
「大抵のことでは壊れることのないモノ」を身につけているというのは、不思議な安心感があります。
G-SHOCK / DW-5600Eの特長などをまとめてみると
1. 必要なだけの機能を搭載したシンプルな構造
2. とにかく丈夫で長持ち
3. 電池の寿命は公式だと2〜3年、個人的な経験だと5年くらい
ということになると思います。やっぱり質実剛健、現場(笑)で活躍する時計といった感じですね。
もちろん、タウンユースでの使用も全然OKですし、身につけるだけでその人のアクティビティさが強調されると思います。
カジュアルなアウトドアファッションでも、スーツスタイルの「ハズし」としても活躍してくれる時計です。

トーイ
G-SHOCKは、これからもずっと残る名作時計だと思います。そのうちMoMAにも収蔵されるんじゃないかな(笑)