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L.L.ビーン / ボート アンド トートの特徴やサイズ感、使用感などレビュー。L.L.ビーンの定番トートバッグ。


トーイ

トートバッグの形として真っ先に頭に浮かぶのはコレではないでしょうか。それくらいのベーシックアイテムです!

多くの方はこれまでに、L.L.ビーン / トートバッグを街で見かけたことがあるのではないかと思います。
 
ただ、実際のところは、どのような歴史のあるバッグで、特長があるのかは、あまり知られていないのではないでしょうか。
 
今回はそんな定番すぎるが故に、あまり詳しく語られないL.L.ビーンのトートバッグを深堀りしたいと思います!
 
 

この記事でわかること

1. L.L.ビーン/ トートバッグの簡単な歴史
2. ボート·アンド·トートについて
3. ボート·アンド·トートの特長
4. お手入れのポイント
5. 実際に使ってみた感想

 



 
 

まずはL.L.ビーンの簡単な歴史から

 


 
出典:wikipedia

 
もともとL.L.ビーンのトートバッグは現在のように日常使いとしてのバッグではなく、1944年にアメリカ・メイン州で氷の塊を運ぶための実用バッグとして発売されました。
 
電気冷蔵庫の無かった当時のアメリカでは、アイス・チェストと呼ばれる木製のボックスに氷を入れて物を冷やしていました。
 
この氷を家まで運ぶための道具として丈夫なキャンバス地を使ったバッグがL.L.ビーン / トートバッグのはじまりというわけですね。
 
発売以来、品質にこだわり続けて、今でも当時と同じ丈夫な24オンスのキャンバス地を使用し、米国メイン州の自社工場でひとつひとつ手作りされています。
 
 

ボート·アンド·トートについて

 

 
 
L.L.ビーンのトートバッグといえば、定番なのが「ボート・アンド・トート」です。一度はだれでも目にしたことがあるのではないでしょうか。
 
数多くの種類が発売されていますが、バッグの口にジップが付いているかいないかの違いの「オープン・トップ」と「ジップ・トップ」がメジャーです。
 
また、「ボート・アンド・トート」は持ち手のの長さもレギュラーとロングの2種類から選べます。
 
シーズンによって様々なカラーバリエーションや、コラボアイテムが発売されるので何個も揃えたくなるアイテムです。
 

ボート・アンド・トート・バッグはグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しています。1944年からほとんど変わらないシルエットで発売され続け、支持を得ていることを考えれば納得です。

 
 

ボート·アンド·トートの特長

 

1. 今でも米国で手作業で生産され続けている


L.L.ビーンの職人による手作業の風景が見られます。
 
L.L.ビーンのトートバッグは、今でも自社工場でひとつひとつ手づくりされ、縫製も昔ながらの製法を受け継いでいます。
 
キャンバス地は布の耳まで無駄なく使われており、職人の技でしつけや仮止めをせずに一気に縫い上げられています。
 
縫い終わりは何度も返しミシンを施して強度をアップさせて、糸端もあえて長めに残しています。
 
この糸端は短くカットすると、ほころびの元になることもあるので、そのままにして使用しましょう。
 


ひとつひとつ手作業で作られるので、同じ仕上がりの製品がなく、また、手づくりならではの温かみがあるのもボート・アンド・トートの魅力のひとつです。
 

2. 刺繍サービスで自分だけのバッグにカスタマイズできる

L.L.ビーンでは、有料になりますが、購入時に商品に文字の刺繍をいれられるサービスがあります。
 
文字、字体、刺繍糸の色を選んで、自分だけのカスタムトートバッグが作れます。これはうれしいサービスですね。
 
文字や字体は数多くのパターンから選ぶことができるので、いろいろ試してみたくなります。
 

3. とにかくカラーや種類、サイズ展開が豊富

L.L.ビーンのトートバッグはSmall、Medium、Large、Extra Largeのサイズ展開があり、用途に応じて選ぶことが可能です。
 
カラーも非常に豊富で、かつコラボアイテムもシーズン毎に発売されたりします。
 
サイズ違いやバリエーションで、いくつも持っている人も多いです。
 


 
 

 

モノグラムとは?

L.L.ビーンの公式サイトだと刺繍サービスは「モノグラム」として紹介されています。では「モノグラム」とはどういったものなのでしょうか?ウィキペディアによると、
 

モノグラム (英: monogram、日: 組合せ文字[1]:575 [2]) とは、2つ(まれに3つ以上)の文字や書記素を組み合わせた記号(単に並べただけのものとは区別される。外枠があるならそれに倣って変形していなければならない)。個人や団体の頭文字で作られ、ロゴタイプとして使われることが多い。
 
引用:ウィキペディア

 
ということです。簡単にいうと、読売ジャイアンツや阪神タイガースの帽子のデザインのように、アルファベットを組み合わせたロゴのことですね。
 
モノグラムで世界的に有名なのは、やっぱりルイ・ヴィトンの「L」と「V」を重ねた幾何学文様を使用したモノグラムでしょうね。
 

ちなみにヴィトンのモノグラムが発売されたのは1896年、なんと明治時代だったそうです。当時のフランスは「ジャポニズム」ブーム真っ只中。そのため、ヴィトンのモノグラムは、日本の市松模様や文様にインスパイアされた、という話もあるみたいです。

 
 

ボート・アンド・トートのお手入れのポイント


 
汚れてしまったときには、早めに汚れた部分をぬるま湯にひたしてこすって汚れを落としましょう。
 
ただ、全体的に汚れてきたら、丸洗いをして汚れを落としましょう。特に汚れている箇所はブラシでこすって洗ってもOKです。
 
洗う方法はぬるま湯などにバッグをよく浸して、中性洗剤でゴシゴシと手洗いで洗いましょう。
 
この時、色移りするかもしれないので他のものと一緒には洗わないようにしてくださいね。
 
洗い終わったら、よくすすいでタオルなどでしっかりと水気を取り、形を整えて陰干ししてください。
 

トートの素材は綿100%製なので、洗ったあとは多少の縮みがでるかもしれませんが、もともとは氷を入れて運んでいたバッグですし、気にせずガシガシ使っていきましょう(笑)

 
 

 

僕が実際に使ってみた感想 / 使用歴10年

僕はミディアムサイズとスモールサイズのオープントップを使っています。
 
スモールサイズが犬の散歩バッグとして、ミディアムサイズは旅行用のバッグとして愛用しています。
 
どちらも10年くらい使っていると思いますが、まったくへたれませんね。
 
汚れや破れなどはほどんど気にしなくてもいいと思いますが、ややハードで重いのが難点かなーと思います。
 
女性はサイズによっては、長時間持ち歩くのはちょっと大変かも?と思います。
 


トーイ

僕は刺繍だけでなく、ワッペンやバッジをつけたりして、自分だけのバッグにカスタマイズして楽しんでいます!

 



 
 

ボート・アンド・トートのまとめ

L.L.ビーン / ボート・アンド・トートの特長などをまとめてみると
 
 

ここがポイント

1. 今でも米国で手作業で生産され続けているバッグ
2. 刺繍サービスで自分だけのバッグにカスタマイズできる
3. とにかくカラーや種類、サイズ展開が豊富
4. お手入れはあまり気にせずにガシガシ洗って使える

 
というところでしょうか。L.L.ビーンのトートバッグは様々なサイズ、カラー展開があるので、自分の用途にあったものを選ぶのが長く付き合うためのポイントです。
 
また、シンプルなデザインのバッグなので、刺繍サービスで自分なりにカスタマイズするのもオススメですよ。
 


トーイ

個人的にはL.L.ビーンのトートは使い込んで、くたくたになってこそだと思うので、これからもどんどん使っていこうと思います。

 

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