
トーイ
ヘビーデューティースタイルには外せない、定番中の定番、ケルティのバックパックを紹介します!
70年代のヘビーデューティーブームを牽引したリュックのひとつといえば「ケルティ」のバックパックでしょう。
そんなケルティのリュックがいまでも人気な理由は、頑丈でシンプルな構造で使いやすく、1970年代風のレトロなデザインにあると思います。
現在では、時代のニーズに合わせながら様々なアイテムを発表しているケルティですが、その基本姿勢は変わりません。
今回は、そんなケルティの定番アイテム「バックパック」を深掘りしていきたいと思います。
1. ケルティの簡単な歴史
2. ケルティバックパックの特長
3. サイズ選びのポイントやお手入れ方法
4. 僕が実際に使ってみた感想
まずはケルティの簡単な歴史から
出典:wikipedia
1952年に創業したアメリカのブランド『ケルティ』は、建築家でありアウトドアマンでもあったディック・ケルティ氏によって設立されました。
そんな自身の経験や知識を反映した、背負子タイプのアルミフレームと分割されたナイロンザックが括り付けられたバックパックは大ヒットし、ここからバックパッカーという新たな文化が生まれました。
また、今ではバックパックの基本の組み合わせであるショルダーストラップ+ウエストベルトというを考案したのも、『ケルティ』です。
今でも1970年代風のレトロなデザインをそのまま受け継ぐスタイルでありながらも、その後も次々と新しい製品を発表し世界中に愛されているブランドです。
ケルティ バッグパックの特長
1. バックパックの原型を作った伝統のブランド
50年以上前、ケルティの生みの親である、ディック・ケルティが自宅のガレージで発明した背負子タイプのアルミフレームと分割されたナイロンザックが括り付けられたバックパックが現在のバックパックの原型になっています。
その後、何度も改良を加えられ、ショルダーストラップ+ウエストベルトという考案され、今ではバックパックの基本の組み合わせが完成しました。
ケルティのバックパックは、そんな伝統を引き継いだ「正統派」のリュックなのです。
2. 70年代風のレトロな雰囲気がたまらないデザイン
ケルティのバックパックと言えば、70年代を思わせるレトロなデザインではないでしょうか。
いまではバックパックの形と言えば、ケルティのバックパックを思い起こす人も多いと思います。
サブ収納として使用できるファスナー式の仕切りが特徴的で、バック&底のピッケルホルダー もデザイン上のアクセントにもなっています。
また、クラシカルな復刻ロゴも良い味を出していますね。
3. オーガナイザーポケットを備えているので、使い勝手がいい
レトロでシンプルなスタイルからは想像しにくいですが、ケルティはオーガナイザーポケットを備えているので荷物の小分けが容易です。
モデルによっては、ほかのポケットも充実していて、外観の印象よりも容量が感じられ、デイリーユースや街用として重宝します。
4. バリエーションやカラーが多彩で、スタイリングしやすい
ケルティのバックパックは人気モデルがたくさんあってバリエーションやカラーも多彩です。
多少は個性のある色を選んでも、基本的にデザインはシンプルなので、どのようなスタイルにも合わせやすく使いやすいです
パックパックといえば、やはり外せないのは70年代にブームとなった「ヘビーデューティー」スタイルでしょう。
「ヘビーデューティーの本 / 小林泰彦」のなかでもケルティのバックパックは大々的に紹介されています。
1977年が初版の文章によると、デイパック(バックパック)とは「1日の行動に必要なものを納めるのに十分な背負い袋」ということです。
「背負い袋」というのが、とてもいい味を出している表現ですが(笑)その他にも、当時の視点から見た「バックパック考」が知れるのでおすすめの本です。
サイズ選びのポイント
サイズですが、レギュラーサイズがH48cm×W33cm×D18cmの容量18Lで、ガールズサイズがH44cm×W30cm×D13cmで容量15Lです。
ここでは紹介しませんが、キッズサイズもあるので家族でお揃いにすることも可能ですね。
見た目よりも、たくさん物が入る印象で、かつたくさん物を詰めても型崩れしないでスッキリ見えるデザインです。
もちろん耐久性もばっちりなのでデイリーユースとしてどんどん使えます。
基本的なお手入れ方法
基本は、汚れた部分を中性洗剤で部分洗いですが、アウトドアで本格的に使う人は、使用後にはこまめに泥や雨などの汚れを拭いておきましょう。
ハーネス側(背負う側)には汗が染みこんでいることあるので、気になったら陰干ししましょう。このとき直射日光に当てて乾かさないこと。紫外線が当たると色落ちし、劣化してしまいます。
僕が実際に使ってみた感想 / 4年
コンパクトに見えて、しっかり収納力があるという印象で、なによりも小物が入れられる収納が付いているので、とても便利です。
特にカギなどを引っ掛けられるようにカラビナがついているのがお気に入りです。
また荷物をたくさん入れても型崩れしないし、肩のあたるショルダー部分がパッド入りで肩も痛くならず、重いものをいれても負担になりません。

トーイ
ケルティのバックパック、個人的にはママバッグとしてもかなり使えるんじゃないかな?と思いますね!。
ケルティ バックパックの特長をまとめてみると
1. コバックパックの原型を作った伝統のブランド
2. 70年代風のレトロな雰囲気がたまらないデザイン
3. オーガナイザーポケットを備えているので、使い勝手がいい
4. バリエーションやカラーが多彩で、どのようなスタイルにも合わせやすい
といったところでしょうか。もともとはヘビーデューティースタイルの愛好家たちに愛されてきたバッグですが、タウンユースでも使っている人をたくさん見かけるようになりました。
レトロな雰囲気ですが、内部の機能は時代に合わせてバージョンアップされているので使い勝手は本当にいいですよ。

トーイ
ケルティはデイパックのほかにもポーチやボディバッグなど、いいアイテムがたくさんあるブランドでいろいろ揃えたくなります!