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モニカ ヨハンソン / サーミ ブレスレットのサイズ感、使用感などレビュー。サーミ族の優美な雰囲気のアクセサリー。


トーイ

アクセサリーが苦手な人にこそオススメしたい、モニカ ヨハンソン / サーミブレスレットをご紹介します!

夏も本格的になってきて、シンプルなスタイリングをすることも多くなってきたと思います。そんな中で、「なにか物足りないなー」と思うことはありませんか?
 
そんな時にアクセサリーはぐっと雰囲気を上げてくれるアイテムだと思いますが、本格的なシルバーアクセは敷居が高そうだし、なによりごてごてした雰囲気にはしたくない、という方も多いのではないでしょうか?かくゆう自分もそうなので、気持ちは痛いほどわかります(苦笑)
 
今回は、そんなアクセサリーが苦手な人にもおすすめしたい、モニカ ヨハンソン / サーミブレスレットを深掘りしていきたいと思います!
 
 
 

この記事でわかること

1. モニカ ヨハンソンの簡単な歴史
2. サーミブレスレットの特長
3. サイズ選びのポイントやお手入れ方法
4. 僕が実際に使ってみた感想

 



 
 

まずはモニカ ヨハンソンの簡単な歴史から

モニカ ヨハンソンは、スウェーデン北部のラップランド地方で生まれ、1980年ごろからアクセサリーの製作を始めました。
 
ラップランドで生きるトナカイ遊牧民サーミ族の伝統工芸として生まれたこのアクセサリー素材には、暮らしを共にするトナカイの革や角が活用されています。
 
サーミ族の子孫であるモニカ ヨハンソンにとって、この伝統的なアクセサリーを製作することは自然なことであり、現在でもスウェーデン北部の美しい自然に囲まれた小さな村にアトリエを構えて製作を続けています、
 
 

サーミブレスレットの特長

1. トナカイの革と角を使用

サーミブレスレットに利用されているトナカイの革は、牛革など他の革に比べて、柔らかい肌触りで馴染みやすく、油分を多く含み保湿力があって耐久性にも優れています
 
また、身に着けていると自然な油分が補給され、難しいお手入れは気にせず気軽に身につけることができます。
 
革は馴染んでくると若干伸びてくるので、柔らかく腕に馴染む素材となっていきます。
 

2. 伝統工芸品であり、お守りとしてのアクセサリー

サーミブレスレットはスカンジナビア半島北部ラップランドの先住民族、サーミの人々に16世紀頃から伝わる伝統工芸でもあります。 
 
そんなサーミ族が作り出すサーミブレスレットの素材は、トナカイの革、角、腱、そして錫の合金であるピューターが使用されています。
 
サーミ族の人々にとってトナカイは生きるために重要な存在であり、そのトナカイの革や角などを利用するのは、自然の恵みに敬意を払うということでもあります。 
 
また、彼らにとって、トナカイの角は幸福をもたらすお守りとして伝えられていて、民族の誇りとして受け継がれてきたものを大事する精神が宿っています。
 

3. 経年変化(エイジング)を楽しめる

装飾として使用されている光沢のある銀糸(ピューター)は、使い込むほどに渋みを増した色合いになります。
 
また、トナカイの革は軽くてキメが細かく、長年使うと手の油分で色は深く濃くなっていき、弾力があった革はくったりと、より馴染み扱いやすくなっていきます。 
 
トナカイの角を加工して作られている留め具のボタンは、使用するうちに丸みを帯び、ツヤが出てきます。
 
 


 
 

 

ラップランドとサーミ族


 
フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、ロシアの4か国にまたがっている北部、ラップランドの先住民のサーミ族は長い間、伝統的なトナカイの遊牧生活を続けていました。
 
現在は多くのサーミ人が定住生活をおくっており、一般の人たちと同じような暮らしをしているそうですが、過去には差別や偏見など辛い歴史があったそうです。
 
映画「サーミの血」では、美しいラップランド地方の自然の映像と、その重く辛い歴史を自分自身で乗り越えようとする主人公の心象との対比がすばらしい映画です。
 

もうひとつ、ラップランド地方を題材の一つとした「いちご物語 / 大島弓子」もオススメです。僕はこの漫画で「ラップランド」のことを知りました。

 
 

サイズ選びのポイントやお手入れ方法


 
サイズは約17cmと約19cmの2種類がメインで販売されているようです。1点ずつハンドメイドで作られているため、仕上がりや長さに若干の個体差があるため、購入前は試着をオススメします。
 
僕は180cm、67kgの痩せ型体型で、手首が細めなのですが、19cmでちょうどいい感じです。
 
男性で手首がしっかりしている方は、もしかしたら少しきついかもしれません。革は使用していくうちに馴染んで、少し伸びてきます。
 
お手入れは、つけていることで自然な油分がしみ込んでくので、神経質になることなく、月に数回乾拭きする程度でいいと思います。
 
だんだんと革に光沢としなやかさが出てきて愛着が湧いてくると思いますよ。
 



 
 

 

僕が実際に使ってみた感想 / 5年

僕は結婚指輪も買わなかったし(苦笑)、アクセサリーは普段はつけませんが、このサーミブレスはお守りのようにして使っています。
 
Tシャツにチノパンというシンプルなスタイルでも、サーミブレスをつけるだけで、ぐっと大人っぽくなりますよ
 
エイジングについてですが、5年使っていますが、かなり使い込んだ印象になります。留め具もゆるくなってくるのですが、修理は難しいそうなので、その時は買い替えですね。
 
また、店舗で購入する場合、もし同サイズで在庫をいくつかもっているようなら、全て見せてもらうことをオススメします。
 
一点一点ハンドメイドなので、結構違いがあります。腕につけた時の留め具の具合とかもチェックポイントです
 


トーイ

シルバーアクセのように、ごてごてとした主張もなく、なにより女子受けがいいです(笑)

 
 

サーミブレスレットのまとめ

サーミブレスレットの特長をまとめてみると
 
 

ここがポイント

1. トナカイの革と角を使用
2. 伝統工芸品であり、お守りとしてのアクセサリー
3. 経年変化(エイジング)を楽しめる
4. お手入れが簡単で、身につけるだけでサマになる。

 
ということでしょうか。サーミブレスは、伝統的なアクセサリーでもあり、ちょっとしたお守りのような使い方もできて、本格的なアクセが苦手な方にもオススメです。
 
シンプルなスタイリングになにかアクセントが欲しいなー、と思っている方はぜひ試してみてください!
 
 


トーイ

サーミブレスはいろんな模様があって、買い足したくなりますね。女性へのプレゼントにもおすすめです!

 

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