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ル トリコチュール / ガンジーセーターのサイズ感、使用感などレビュー。機能美を追求したセーター。

ル トリコチュール / ガンジーセーター

こんな人におすすめ

  • がっしりとしたセーターが欲しい
  • 長持ちするセーターを探している
  • ワーク系、アウトドア系のファッションが好き
  • 歴史のあるアイテムが好き

トーイ

すこし無骨で頑固な雰囲気もあるセーター「ル トリコチュール / ガンジーセーター」をご紹介!

こんにちは!管理人のトーイです。最近、近所に「アジフライ定食」がとてもおいしいお店ができました。とても肉厚の大きなアジは、ぴちぴちと綺麗なキツネ色に揚げてあって、ソース、しょうゆ、タルタルソールを選ぶことができるという夢のような(笑)定食です。こういう普通の定食が美味しい店は大事にしたいですよね〜。

今回は、僕が長年使っている「ル トリコチュール / ガンジーセーター」をご紹介したいのですが、このセータはまさに「質実剛健」「機能美」というような言葉かしっくりくるセーターです。

特に「がっしりとしたセーターが欲しい」「長持ちするセーターを探している」という方や「ワーク系、アウトドア系のファッションが好き」「歴史のあるアイテムが好き」という方には、オススメできるアイテムです。

それでは、ル トリコチュール / ガンジーセーターのあれこれをご紹介していきましょう!
商品購入時のチェックポイントも上げていますので、参考にしてみてください!

ブランドについて

ブランド紹介

ル トリコチュール

ル トリコチュールは1964年、イギリス・ガンジー諸島で設立され、古くから伝わる伝統的なガンジーセーターだけを作り続けているメーカーです。

ガンジー諸島はフランスとイギリスのちょうど真ん中に位置するチャネル諸島の一つであり、「ル・トリコチュール」はそこで生まれたセーターです。

今では主な部分は編み機械になっていますが、身頃、袖のつなぎ(リンキング)は今も手編みで行われており、「ル・トリコチュール」ならではの独特の仕上がりを生み出しています

トーイ

ガンジーセーターの特徴のひとつ、袖のつなぎは今でも手編みで行われているんですね!

ル トリコチュール / ガンジーセーターってどんなアイテム?

ル トリコチュール / ガンジーセーターは、元々は、激しい海で働く男たちを雨や波しぶきから守ってくれるよう、女性たちが編み上げたセーターがガンジーセーターの始まりと言われています。そのため、ガンジーセーターは耐久性に富み、実用的であることが何よりも求められました

今ではマリンセーターとして親しまれていますが、ガンジーセーター自身の歴史はさらに古く、1857年にはフランス政府が衣料として採用していた記録が残っているほどだそうです。

おすすめポイントや特徴

歴史あるニットブランド

ル トリコチュールは、1964年にイギリス チャネル諸島の一つであるガンジー島で設立され、1800年代の子孫から伝わる伝統的なガンジーセーターを昔ながらの製法で忠実に継承している歴史あるニットブランドです。

イギリス・ガンジー諸島の厳しい冬の海で働く男達のために、島の女性たちが編み上げた耐久性・実用性に優れたセーターが由来です。

現在も機械に頼らないハンドリンキング仕上げで、それを裏づけする証書が一着一着に添付され、最後に仕上げた編み手のサインが手書きされています。

今ではマリンセーターとして親しまれていますが、元々は厳しい冬の海で働く人たちのために生まれ、長く何世代にもわたって着続けられてきたセーターなのです。

伝統が息づく、こだわりの逸品

ル トリコチュールのガンジーセーターは、ヴァージンウール100%の毛糸に、紡績工程で強い撚りをかけ一目ひと目堅く編みこまれています。

そのため、セーターに30%水を含んでも湿気を感じさせないほどの機能を持っています。海の男たちのための機能性ですね。

また、ネックや肩、脇には動きやすいよう工夫が施され、仕事着として完成度の高いセーターとなっています。

生活の中から生まれた機能美

ル トリコチュールのガンジーセーターは、元々は厳しい海で働く男たちの作業着に近いものだったので、様々な工夫がされています。

ガンジーセーターにほとんど前後の区別がないのは、暗い海の上で、気にせずにすぐに着用できるようにするためです。

また、海の上で動きやすいように、腕を持ち上げ易くするために脇にマチが付けられ、襟は風をよけるため立ち襟で、その両サイドにも小さなマチが付けられています。

トーイ

よくみると、袖の付け根には帆船の縄梯子をあらわすデザインが編みこまれているんですよねー。

製品情報

スペックや価格について

ル トリコチュール / ガンジーセーターのスペックや価格の情報です(2022年10月13日現在)。

価格 23,000円前後
素材 Wool 100%
生産国 イギリス

注:2022年10月13日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。

価格は18,000円前後

ル トリコチュール / ガンジーセーターの価格は、23,000円前後で販売されているようです(2022年10月13日現在情報)。やや高めの価格帯かな?と思いますが、とても丈夫で長持ちするものなので(僕が使っているものは5年以上のものが2着あります)コスパはいいと思いますよ。

かなり目の詰まった頑丈なセーター

第一印象は、かなり目の詰まった編み目で、ウール100%のしっかりとしたセーターという雰囲気です。セーターはかなり強くしっかりと編みこまれ、気密性を高めていて、かつウール100%を使用されているので、非常に保温性が高いです。

また、表面に適度の羊脂を残されているので、防水性も高く、雨をはじいてくれます。これも意外と嬉しいポイントです。

サイズについて

サイズ感について

ル トリコチュール / ガンジーセーターのサイズ情報は以下のようになっています(2022年10月13日現在)。

サイズ 肩幅 身幅 袖丈 着丈
36 45cm 45cm 61cm 46cm
38 47cm 47cm 63cm 48cm
40 50cm 50cm 65cm 50cm
42 52cm 52cm 67cm 52cm

注1:2022年10月13日までに確認したサイズ情報です。情報は変動することがあります。
注2:数値は、個体により誤差があることをご了承ください。

しっかりと質感でタイトなシルエット

ル トリコチュール / ガンジーセーターは、編み目がしっかりしているので、実際に着てみると、意外にタイトなシルエットになると思います。また、重量感もあるので、ルックスはガッチリとした雰囲気になりますね。

参考: 180cm、68kgで42サイズを選択

僕は180cm、68kgくらいの体型なのですが、サイズ42を選んでいます。着丈、身幅共にジャストサイズですね。中にシャツを合わせることも多いですが、キツくもなくぴったりのサイズ感だと思います。

洗濯・手入れ方法など

洗濯、お手入れ方法などについて

自宅の洗濯、乾燥機はNG

ル トリコチュール / ガンジーセーターは、自宅での洗濯は不可なので、ドライクリーニングに出してください。かなりしっかりと目が詰まった編み目なので、毎日のお手入れはブラシをかけるだけでもいいです。

僕は週1~2回、1ヶ月くらいつかってドライクリーニングに出す感じです。元々は海の男の作業着だと思って、割とラフに使ってもらっていいと思います(笑)

使ってみた感想

使用した感想、評判やスタイリングについて

購入した経緯や使用歴

僕はル トリコチュール / ガンジーセーターは結構気に入っていて、グレー、ネイビー、ボーダーの3着を持っています。使用歴は6年くらいでしょうか。いまでも全て現役です。

使用してみた感想、評判

印象はとにかく丈夫、風や雨にも強くて暖かい、ただし、立ち襟なので首ちくちくすることもあり、セーターとしてはけっこう重い。。(苦笑)です。また、購入したばかりの頃は、ウール+羊脂特有の匂いがあるので、気になる人もいるかもしれませんね。

気に入っているポイントは、普通のセーターのシルエットというよりも、ボートネックのカットソーに近くて、おじさんぽいシルエットになりにくいということですね。あと、6年くらい使ってますが、全然毛玉とかほころびがでないのがすごいです(もちろん使用頻度にもよりますが)。

トーイ

肩の編み目がかわいいのと、前後どちらでも着られるというのが何気に便利です。

購入時のチェックポイント

購入時はここを確認!

ル トリコチュール / ガンジーセーターの購入時のチェックポイントなのですが

購入時はここをチェック!

  • セーターにしてはけっこう重い
  • 襟元が立っているデザインなのでチクチクすることがある
  • 購入したばかりの頃は、ウール+羊脂特有の匂いがある
  • 自宅での洗濯はできない。

を確認してみてください。特に重さと匂いは気になる人がいるかもしれません(匂いは使っていくうちに落ちていきます)。購入時は、できるだけ試着されることをオススメします。

記事のまとめ

ル トリコチュール / ガンジーセーターについて、特徴やおすすめポイントなどをまとめてみると

ここがポイント!

  • 歴史あるニットブランド
  • 伝統が息づく、こだわりの逸品
  • 生活の中から生まれた機能美
  • 耐久性が優れていて、細かい手入れは気にしなくていい
  • 重さとウール特有の匂いがある

ということでしょうか。まさに海で働く男のための質実剛健なセーターですが、着てみるとタイトなシルエットにびっくりされると思います。僕はその魅力にハマってしまったのですが(笑)今期のセーターで迷われている人は、是非試してみてはいかがでしょうか?

トーイ

散々海の男のアイテム、と言ってきましたが(苦笑)女性が着ても全然アリです。シェアもOKだと思います!

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