広告 BOOK CULTURE

「ヘビーデューティーの本 / 小林泰彦」一大ブームを巻き起こしたライフスタイル図鑑を文庫本サイズで復刻。

ヘビーデューティーの本 / 小林泰彦
管理人トーイ
トーイ

「ヘビーデューティとはなんぞや?」という方はまずこの本をオススメします。基本中の基本の資料的価値もある名著です!

 

当時のファッションを知る資料としても秀逸な本

アメリカのアースムーブメントに由来する"ヘビーデューティー"を、1970年代に日本に紹介し、一大ブームを巻き起こしたライフスタイル図鑑の復刻版です。
 
僕は村上春樹のエッセイで「ヘビーデューティー」という言葉を知り、伊丹十三が関わったテレビ番組「遠くへ行きたい」の中で、米軍放出品のコートの使い方の説明でヘビーデューティーとはなんなのかという哲学のようなものに触れました。
 
「ホールアース・カタログ」にも影響を受けているこの本の中には、たくさんにイラストと写真で当時(1970年代)の様子が手に取るようにわかります。今では大定番といわれているような、シエラの60/40、KELTYのデイパックなども既に紹介されています。
 
ここからアウトドアファッション+アイビー=「ヘビアイ」という言葉と生み出され、単なるファッションではないヘビーデューティーの思想が、丁寧な文章とイラストレーションで細かく語られています。当時のことを知る資料としても秀逸な本です。
 


 
 

著者について / 小林泰彦

小林 泰彦(こばやし やすひこ、1935年1月3日 - )は日本の画家、イラストレーター、エッセイスト。 東京市日本橋区生まれ。東京都立日本橋高等学校卒業後、大出版社の商業誌を手がけ、のち武蔵野美術学校西洋画科に学ぶも中退。 1959年から1963年にかけて、兄小林信彦が編集長をつとめる『ヒッチコックマガジン』(日本版)のアートディレクターとしてデザインや挿絵を一手に担当。
 
1967年から1971年にかけて、石川次郎編集長時代の『平凡パンチ』にイラスト・ルポを連載。1970年代後半には、MEN'S CLUBやPOPEYEなどを舞台に、ヘビアイ(ヘビーデューティー・アイビーの略=現在のアメカジに相当)という名のアメリカン・ファッションを紹介した。

引用:ウィキペディアより

-BOOK, CULTURE
-