
トーイ
ブルーのソールがアクセントになっていて、シンプルなスタイリングにもバッチリ決まります!
SHOES LIKE POTTERY(シューズ ライク ポタリー)について
ブランド名のSHOES LIKE POTTERY(シューズ ライク ポタリー)は、制作工程が焼き物を作る工程と似ていることから名付けられました。
制作会社のムーンスターは、明治時代に足袋産業からスタートした老舗のシューズメーカーです。足袋づくりが発展して生まれた地下足袋や自動車タイヤ製造などゴム産業が大変栄えた土地、久留米でスニーカーを製造をしています。
ムーンスターの製法の特徴は、縫製と成形を終えた靴を、最後に加硫缶と呼ばれる窯に入れ熱と圧力を加え、ゴムの耐久性や弾性を強化して、丈夫で履き心地のよいソールを作ることにあります。
手作り感あふれていて、かつ機能的なスニーカーにしかない独特のフィット感あふれる履き心地に虜になったファンも多いです。僕もその一人です(笑)
そんなこだわりがたくさん詰まった、ムーンスター / シューズ ライク ポタリーの僕がオススメするポイント3つです。
おすすめポイント1 / こだわりの職人技、ヴァルカナイズ製法のフィット感が素晴らしいソール!
アメリカの発明家チャールズ・グッドイヤーによって確立されたこのヴァルカナイズ製法は、やきものを焼くように窯にソールを入れて熱と圧力を加えます。この工程がやきものを作る工程と似ていることから、ブランド名のSHOES LIKE POTTERY・シューズ ライク ポタリーが生まれました。
何故こういった面倒な製法をしているのかというと、生ゴムの中に配合した硫黄が化学反応を起こし、粘土のような生ゴムの状態から、変形してもちゃ んと元のかたちに戻るというゴム本来の性質を得ることができるからなんです。
しかし、この製法は生産性やコストを重視した機械化された製法に押され、いまでは大変貴重な製法となりつつあります。それだけにこだわりの製法で作り出されるソールには、ゴムが生み出す履く人の動きに馴染む独特のフィット感があります。
おすすめポイント2 / 水色ソールがアクセントになっていて素敵!
ムーンスターの中でも、シューズライクポタリーのレーベルだけに使用されている鮮やかな水色ソール。アッパーカラーとのコンビネーションも楽しいです。
デザインは機能美を追求したようなシンプルかつ真摯なデザインのSHOES LIKE POTTERYのスニーカーは、使い慣れた道具のような佇まいをもっています。
シンプルでスタイルを選ばないローカット、スポーティーでアイビーライクなハイカットもあります。歩いているときにちらりと見える水色ソールがとても素敵です。カラーバリエーションも豊富なので、おそろいで履いても嫌味じゃない雰囲気で素敵だと思います。
おすすめポイント3 / ソール側面のシーリングワックス風のワンポイントがかわいい!
ソールに巻きつけたゴムテープの継ぎ目には、封蝋に見立てたロゴマークがつけられています。こういった手仕事の跡がこのスニーカーの特別感のあるところです。実際に履いてみると自分だけの特別なスニーカーという気持ちになります。
縄目が型押しされたソール側面も手作り感があってかわいいです。 実際に履くと、細長ですっきりとした形のきれいさをより実感できます。履く人の年齢や性別問わず、カジュアルなコーディネイトだけではなく、様々なコーディネートを楽しませてくれるスニーカーです。
まとめ
この焼き物スニーカーを手掛けているムーンスターってどこかできいたことあるなーと思われた方も多いんじゃないでしょうか。そうです、僕らが学生時代にお世話になったあの上履きと同じ製造元です。
さすが「道具としての靴」もコンセプトにしているだけあって、耐久性も抜群でなんです。僕も購入してから5年は経っていると思いますが、さすがにアッパーのキャンバスはそれなりに味が出ていますが、ソールやコバはへたらないですねー。
ムーンスターのスニーカーはもちもちの履き心地とへたれにくさが魅力ですが、手作業を多く要するために生産数はごくわずかです。そのため、このSHOES LIKE POTTERYは普通のスニーカー屋さんでは置いていなくてセレクトショップや雑貨屋さんで販売されています。
僕も雑貨屋さんで手に入れました。そういった特別感、人とは違った自分だけのスニーカーを手に入れたい方はマストアイテムです。

トーイ
スニーカーはやっぱり特別感のあるものを履きたいですよね。シューズ ライク ポタリーはそんな人にぴったりです!