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ジーエイチ バス / ローガンのサイズ感や使用感をレビュー。アイビー御用達「ローファー」の元祖。


トーイ

アイビー御用達アイテムのひとつ「ローファー」ですが、今回はジーエイチ バスのローファー、ローガンをご紹介!

 
靴が好きな方が、ローファーと聞いてまず思い浮かべるのは、『ジーエイチ バス(G.H.BASS)』ではないでしょうか?
 
『ジーエイチ バス』といえば、は世界で初めてローファーを作った会社として有名で、アイビーたちにこぞって愛用されました。
 
でも、ローファーってなんだかサイズ感がきつそうだし、伸びなども心配になりますよね。
 
シンプルなだけに、普段使いも多いと思いますし、そして耐久性や経年変化も気になるところです。
 
僕もいろいろローファーを履いてきたのですが、このようなチェックポイントは外せないところですよね。
 
今回は、そんな心配を払拭してくれる(?)おすすめのジーエイチ バスのローファー「ローガン」を深掘りしていきます!
 
 
 

この記事でわかること

1. G.H. BASS(ジーエイチ バス)の簡単な歴史
2. ジーエイチ バスのローファー / ローガンの特長
3. サイズ選びのポイントやお手入れ方法
4. 僕が実際に使ってみた感想

 



 
 

まずはG.H. BASS(ジーエイチ バス)の簡単な歴史から

 

『ジーエイチ バス』は、1876年にメイン州ウィルトン市にて、ジョージ・ヘンリー・バス(George Henry Bass)氏によって設立されたアメリカの老舗シューズブランドです。
 
『ジーエイチ バス』を一躍有名にしたのが、1936年に発売された「ウィージャンズ」(=“ノルウェーの”の意)というモデルです。
 
これはノルウェーの木こりたちが履いていたシューズを原型にしてつくられた靴で、靴ひもがなく着脱が楽にできることから「ローファー」(=“怠け者”の意)と呼ばれるようになりました。
 
1950年代には、アイビーファッションに身を包んだアメリカの名門大学生たちがこぞって履いたことによって、今ではトラッドスタイルの足元を飾る代名詞的存在となりました。
 
140年以上の歴史をもつ老舗ブランドの高い製靴技術と、本格仕様のレザーローファーながら、良心的な価格で世界中にファンがいます。

 
 

ジーエイチ バスのローファー / ローガンの特長

 

 

1. アイビーたちも愛用した、ローファーの元祖

G.H.BASSのローファーは、今ではローファーの代名詞と言っても過言ではない元祖ブランドです。
 
1950年代にはブランドの顔でもある「Weejuns」がアイビーリーグの学生たちのマストアイテムとして一世を風靡し、その流行は日本へも届きます。
 
そして今では、アメリカントラッドを代表するアイテムとして、世界中に認知されています。
 
 

2. 本格仕様のレザーローファーながら、良心的な価格

本格仕様のレザーローファーが、2万円代で購入が可能というコスパの良さは、G.H.BASSの最大の魅力の一つです。
 
低価格ながらも、耐久性に優れた上質なレザーを使用し、ソールは縫製によって底付けされています。
 
今でも、コスト削減のために製法や使用する革の質を落とすといったことはなく、熟練の技術とプライドで良質な革靴を作り続けています。
 
 

3. 美しい光沢を放つ素材感のレザー

ラーソンをはじめとする、G.H.BASSの多くのモデルにはガラスレザーを採用しています。
 
ガラスレザーは、フェイクレザーの靴によく見られる安っぽいテカりではなく、しっとりとした艶を放つのが特長です。
 
また、見た目の美しさだけでなく、雨風や汚れに非常に強く、手入れが楽なのもポイントが高いです。
 
 

4. 100年近く変わらない伝統的なローファーの製法

G.H.BASSのローファーは、伝統的なローファーの製法であるマッケイ製法に近い手法を用いて縫われています。
 
マッケイ製法はモカシン製法とも呼ばれており、この底付けは、袋のように足を包み込むのが特徴です。
 
G.H.BASSのローファーは、生産を開始して100年近くの間ほとんど製法を変えず、当時のままの伝統を受け継いでいます
 
 
 


 
 

 

マイケルジャクソンとバス


 
ローファーを履いていたミュージシャンとして、何は無くともまず取りあげたいのは「マイケル・ジャクソン」でしょう。
 
白いソックスに黒のローファーのスタイルは、当時の僕に鮮明な印象を与えました。多くの人もきっとそうだと思います。
 
マイケル・ジャクソンはG.H.BASSのWEEJUNSを履いていた事が公式に残っているそうです。
 
 

サイズ選びのポイントやお手入れ方法


 
G.H.BASSのローガンのサイズ感についでですが、表記通りだとやや小さいかな?と印象ですが、個人的には足に痛みはないです。
 
履き心地ですが、非常に軽くスニーカーのようなので、自身のジャストサイズで履かれても問題なさそうに思います。
 
革の伸びですが、足の形状などによりますが、ハーフサイズアップ以上で購入すると、履いているうちにかかとが抜けてくる気がします。
 
とはいえ、素足で履くのか、インソールを入れるのか等、条件によって大きく変わると思いますので、試着は必ずしましょう。
 
僕は、通常スニーカーでは26.5〜7cmなのですが、G.H.BASSのローガンは27cmを履いています。ソックスを履いてややきつめ、ソックスを脱ぐとジャストです。インソールは使っていません。
 
ソックスあり、なしのどちらでも、特にきつさを感じることはほとんどありませんね。
 
 

お手入れ方法について

ガラスレザーは革の上に樹脂が塗られているため、汚れや水に強いので、通常の革靴よりも手入れが簡単です。頻度も少なくて良いと思います。
 
通常のシューケアと同じように、ブラッシング、シュークリーム(ミンクオイルでなくていいです)、磨き、必要であれば防水スプレーでOKです。
 
頻繁に履かない方は、シューキーパーで保管することも忘れずにしましょう。
 



 
 

 

僕が実際に使ってみた感想 / 5年

購入して5年程度、履く頻度はそれほど多くはないのですが、印象は「とにかく軽い!」です。
 
また、アウトソールは革(かかとだけゴム)なのですが、そのせいもあって長時間歩いたり、路面の悪いところには向いていないと思います。
 
痛みやきつさはなく、履き心地も軽くていいのですが、インソールなど入れないと長時間はつらいかもです。
 
エイジングについては、ガラスレザーということもあるのか、アタリはでてきますが、革自体の質感はそこまで変化していない感じです。
 


トーイ

ソールについては全面交換可能です。WEBを見ると結構替えている人も多いですねー。

 
 

ジーエイチ バスのローファー / ラーソンのまとめ

ジーエイチ バスのローファー / ローガンの特長をまとめてみると
 
 

ここがポイント

1. アイビーたちも愛用した、ローファーの元祖
2. 本格仕様のレザーローファーながら、良心的な価格
3. 美しい光沢を放つ素材感のレザー
4. 100年近く変わらない伝統的なローファーの製法
5. 非常に軽く、お手入れも簡単
6. サイズはやや小さめだが、伸びも考慮してジャストサイズでもOK
7. きつさや痛みも少なく、履き心地もいいが、長時間歩くのには不向き

 
ということでしょうか。G.H.BASSのローファーは、簡単にドレスアップできますし、価格帯もとてもよくて一足持っていて損はない靴だと思います。
 
ローファーをお持ちでない方は、是非ワードローブに加えてみてはいかがでしょうか。
 
 


トーイ

ローファーを素足で履くor履かない問題ってありますね。短パンにローファーはありorなしとか。なかなか悩ましい問題です。。

 

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