こんな人におすすめ
- 定番のボーダーカットソーが欲しい
- 長く使えるカットソーは?
- バリエーション豊富なボーダーは?
- 並行輸入品のギルドって何?
- 並行輸入品って偽物?買って大丈夫?
フランスの国民服と言ってもいいんじゃないか(笑)と思うセントジェームスのウエッソンを紹介します!
こんにちは!管理人のトーイです。
みなさん、フレンチスタイルってお好きでしょうか?僕は大好きでフランスのブランドなどついチェックしてしまいます。
魅力の一つとして、「歳を重ねても魅力的に見える」というところでしょうか。むしろ大人になることで、よりかっこよく見えるスタイルだと思います。
今回は、そんなフレンチスタイルの定番中の定番カットソー、ボーダーシャツの「セントジェームス / ウエッソン」をご紹介したいと思います。
いまさら紹介するほどでも?と思いますが、基本を抑えておくことはとても大事です(笑)
もし「定番のボーダーカットソーが欲しい」「長く使えるカットソーは?」という方や「ウエッソンのサイズ感は?縮みは?」「ギルドっていうウエッソンにそっくりの安い並行輸入品があるんだけど大丈夫?」と考えている方は、是非最後までお付き合いください。
それでは、セントジェームス / ウエッソンのあれこれをご紹介していきましょう!
ブランド紹介
セントジェームス
セントジェームスは、1889年にフランス北部ノルマンディー地方で創業した、130年以上の歴史を持つニットメーカーです。ブランドネームは、この地方にあるセントジェームス市が由来で、このウェッソンは、今でもフランスの本社工場で製造されています。
ブランドロゴは、フランスのモンサンミッシェルがデザインされており、伝統を感じさせてくれます。ノルマンディー生まれの上質のセントジェームスの商品は、今でも世界中の人々に愛用され続けています。
セントジェームスの品質は歴史に裏付けされたものだと思います。多くのファンがいるのも頷けますね。
セントジェームス / ウエッソンってどんなアイテム?
セントジェームスのウエッソンは、ブランドを代表する定番中の定番のカットソーです。もともとこの形のシャツは「バスクシャツ」とも呼ばれていて、はフランスの港町ノルマンディー地方やスペインのバスク地方で古くから船乗り達が着ていたシャツがベースになっています。
シルエットは横に広いボートネックと、袖口と裾がラフに切り落としたようになっていて、実用的に考えられた素材やスタイルが特徴ですね。
もともとは実用的に作られたシャツでしたが、今では船乗りだけでなく、フランスはもとより世界中で愛されているシャツになっています。
おすすめポイントや特徴
原産国は130年以上変わらずフランス製
セントジェームス / ウエッソンは、今でもフランスの伝統ある工場で生産されています。丁寧に編まれていながらも、ざっくりとした素材感が魅力で、また、洗うほどに味が出る高品質な生地を使っているので、長く使うことができます。
定番のデザインなので何年も着られる
セントジェームス / ウエッソンは、発売当初から、ほとんど変わったことのないシルエットなので、流行を気にせずに安心して何年も着ることができます。
素材もコットン100%なので、洗濯を繰り返して着こんでいくうちに、肌に気持ちよく馴染んでいきます。
また、生地は丁寧に編み込まれた目が詰んだしっかりとしているので、長く着ていくことで自分の体型にフィットして、さらに風合いが増していきますよ。
首の開きや、やや短めの袖丈が使いやすい
セントジェームス / ウエッソンは、一般的なボートネックに比べてみて、セントジェームスの襟の開きは絶妙だと思います。
しかも洗濯で首回りや袖口が伸びてしまうことも少ないので、安心して着ることができます。
また、ウエッソンの袖丈は少し短めで、時計やブレスレットをしてスタイリングするとキレイにはまりますね。
サイズやカラー展開が豊富
セントジェームス / ウエッソンは、サイズ展開がユニセックス(男女共通)で、かなり種類が多いので、どのような方でも自分の体型に合ったサイズを選ぶことができると思います。
ピタッとジャストサイズで着ても、ダボッと着て袖をロールアップしてもかわいいと思います。
また、カラーやボーダーのパターンがかなり豊富にあるので、バリエーションで選ぶ楽しみがありますよ。
セントジェームスは定番なので、自分のベストサイズをしっかり決めてしまうと、それを基準にして他の洋服のサイズも選びやすくなりますよ。
デメリットと感じるポイント
セントジェームス / ウエッソンのデメリットと感じるポイントですが、いくつか気になる部分を挙げてみると
ここがデメリットと感じる
- 洗濯で縮むためサイズ選びが難しい
- 人と被る率が高い
といったところでしょうか。サイズ感は迷ったら個人的には大きめを選ぶことをオススメします。ショップの店員さんにアドバイスをもらうのもアリですよ。
スペックや価格について
セントジェームス / ウエッソンのスペックや価格の情報です(2024年4月6日現在)。
価格 | 13,000円前後 |
---|---|
素材 | 100% COTTON |
生産国 | フランス |
注:2023年9月4日までに確認した製品情報です。情報は変動することがあります。
価格は12,000円前後
セントジェームス / ウエッソンの価格は、13,000円前後で販売されているようです(2024年4月6日現在情報)。並行輸入品だと10,000円〜8,000円くらいで購入できます。僕も購入したことありますが、全然問題ないですね。
コットン100%でしっかりした作り
セントジェームス / ウエッソンは、フランス製コットン100%で、しっかりとした網目で作られています。他のブランドのカットソーと比べて耐久性も高いと思います。
初めは少しごわつく感じもありますが、使い込んでいくうちに、柔らかく馴染んで雰囲気が出てきますよ。
並行輸入品について
「GUILDO(ギルド)」という名称で販売されている
セントジェームス / ウエッソンは「GUILDO(ギルド)」という名称で並行輸入品も販売されています。並行輸入品とは、ざっくりというと国内の正規代理店を通さずに、直接海外の代理店や店舗と取引をし、輸入販売している商品を指します。
なので、流通方法が違うというだけで、違法なものではありませんが、正規代理店と違ってアフターケアや修理などのサービスを受けることができません。
違いは織りネームとバリエ
そして今回の「ウエッソン(正規代理店品)」と「ギルド(並行輸入品)」ですが、若干の仕様の違いがあります。
・織りネーム、販売タグが違う
・色やボーダーのバリエーションが違う
というのが、主な違いです。素材やサイズ感、生産国は同じです。なぜ名称や織りネームが違うのかということですが、ヨーロッパ市場では「GUILDO(ギルド)」として販売されているということだからみたいですね。個人的には、気に入った色やサイズが見つかれば並行輸入品の「GUILDO(ギルド)」で全く問題ないと思っています。つまり上手に使えばお得に購入できるというわけです。
並行輸入品を買う時の注意点
並行輸入品のなかには名前を語っているだけで、偽物やコピー品を販売している業者もいます。なので購入する際には注意が必要です。並行輸入品を通販で購入する際のポイントは、
・極端に安くないかどうか(安すぎるものはあやしい)
・しっかりした販売店かどうか(所在地やポリシーなど)
・商品のディティールなど、しっかり説明があるか
・発送までに時間がかかりすぎないか
・電話対応や返品交換など可能か
などです。賢く利用してお得にアイテムを購入しましょうー。
僕は日常でよく使う買い換えが多いものは「並行輸入品」、定価の高いものやハイブランドのものは「正規代理店品」で購入しますね。
サイズ感について
セントジェームス / ウエッソンのサイズ情報は以下のようになっています(2024年4月6日現在情報)。
サイズ | 肩幅 | 着丈 | 身幅 | 袖丈 |
---|---|---|---|---|
T0 | 約37.5cm | 約57cm | 約42cm | 約50.5cm |
T1 | 約39.5cm | 約60cm | 約43cm | 約51cm |
T2 | 約42cm | 約62cm | 約46cm | 約52cm |
T3 | 約45cm | 約65cm | 約48cm | 約53cm |
T4 | 約49cm | 約67cm | 約50cm | 約55cm |
T5 | 約51cm | 約69cm | 約53cm | 約58cm |
T6 | 約52cm | 約74cm | 約54cm | 約60cm |
T7 | 約53.5cm | 約76cm | 約56cm | 約61cm |
注1:2024年4月6日までに確認したサイズ情報です。情報は変動することがあります。
注2:数値は、個体により誤差があることをご了承ください。
やや袖が短めのルックス
セントジェームス / ウエッソンは、ジャストサイズで着ると、やや袖が短め(手首がすこし出るくらい)になるルックスだと思います。
また、ボートネックの開きは、大きすぎず小さすぎずといった絶妙なバランス感だと思いますね。僕が一番気に入っているポイントです。
参考: 180cm、70kgでT6サイズを選択
僕は180cm、70kgなのですが、サイズはT6を着用しています。僕は袖はロールアップして着ることが多いですねー。
洗濯、お手入れ方法などについて
自宅の洗濯OK、乾燥機はNG
セントジェームス / ウエッソンは、自宅の洗濯OK、乾燥機はNGです。洗濯方法は通常通りで問題ありません。干すときは、首回りや裾などをしっかり叩いて伸ばしてあげると、乾いたときに綺麗なシルエットになりますよ。
洗濯で縮むので考慮が必要
セントジェームス / ウエッソンは、コットン100%なので必ず縮みます。目安としては、着丈で2~3センチ程度、身幅、肩幅、袖丈1センチ程度は縮みます 。
試着時にジャストサイズのものよりも1サイズ上のものを選ぶのがいいと思います。必ず、袖丈・着丈が縮むことを想定して購入しましょう。
ミニコラム:バスクシャツってなに?
普段、僕たちはなにげなく着ている「バスクシャツ」ですが、正確にどのような洋服か説明できる人は意外と少ないのではないでしょうか?僕も昔は「カットソー」と混同して使っていました(苦笑)そこで「バスクシャツとはなんぞや?」ということで調べてみました。
そもそも「バスクシャツ」とは、もともとは漁師や船乗りの仕事着として、フランスとスペインにまたがるバスク地方にて誕生したとされるシャツのことです。その後、フランス海軍の制服としても採用されました。なので「バスクシャツ」は、本来はれっきとしたワーク〜ミリタリー系のアイテムなんです。それが今ではフレンチマリンスタイルの定番アイテムになったんですね。
バスクシャツの大まかな特徴として「密に編み上げられた風を通しにくいカットソー地」「着脱しやすいボートネック」「海上での視認性が高いボーダー柄(最近は無地もあり)」の3点が挙げられます。ワーク~ミリタリー系のアイテムらしく、まさに機能性を重視した仕様になっています。
そんなバスクシャツは古くから著名人に愛されてきました。有名なところだとヘミングウェイ、ピカソなどでしょうか。また映画「なまいきシャルロット」ではシャルロット・ゲンズブールがオーバーサイズのバスクシャツをデニムにインして、可愛らしくスタイリングしているのも有名ですね。
おすすめの定番バスクシャツ
バスクシャツには多くの人たちに長く愛されてきた、定番と言えるアイテムがいくつかあります。ここでは手に入れやすい代表的なものをいくつかご紹介しますね。
セントジェームス / ウエッソン
セントジェームス / ウエッソンは、ブランドを代表する定番中の定番のバスクシャツです。
もともとこの形のシャツは、フランスの港町ノルマンディー地方やスペインのバスク地方で古くから船乗り達が着ていたシャツがベースになっています。
シルエットは横に広いボートネックと、袖口と裾がラフに切り落としたようになっていて、実用的に考えられた素材やスタイルが特徴ですね。
もともとは実用的に作られたシャツでしたが、今では船乗りだけでなく、フランスはもとより世界中で愛されているシャツになっています。
セントジェームス / ナヴァル
セントジェームス / ナヴァルは、セントジェームスの定番モデル「ウエッソン」と並んで多くのファッショニスタたちに愛されてきたバスクシャツです。
ナヴァルという名前は海軍を意味していて、実際にフランス海軍のユニフォームとして納品されていたモデルとしても有名です。
スタイルは肩抜きのボーダーと裾のスリットが特徴で、とても爽やかな印象を与えてくれるので、大人のマリンスタイルにぴったりのアイテムです。
オーシバル / バスクシャツ
オーシバル / バスクシャツは、ブランドを代表する大定番アイテムの一つです。
上質なコットン100%で作られていて、使い込むほどに肌になじみ、洗濯するたびに生地の目が詰まって、丈夫になってくるのも大きな特徴ですね。
素材感はやや薄手で、春夏のスタイリングで使うと心地いい軽やかさの雰囲気が出ます。スタイルも日本人の体型になじみやすい、すっきりとしたシルエットなので、とても使い勝手いのいいアイテムです。
一枚でシンプルに着こなすことはもちろん、ジャケットやカーディガンなどに合わせてもバッチリ決まります。大人のフレンチスタイルからカジュアルなシーンまで、オススメできる定番アイテムです。
ルミノア / バスクシャツ
ルミノア / バスクシャツは、ブランドを代表する定番アイテムの一つです。バスクシャツはもともとは、フランスとスペインにまたがるバスク地方の漁師が着ていたワークシャツがはじまりになっています。
ルミノアが作るバスクシャツは、しっかりしたコットン100%の素材を使っており、使い込むほどに肌に馴染んでくるのが大きな特徴です。
また、カラーバリエーションも豊富なので自分のお気に入りのカラーや、人とかぶらないアイテムを探せる楽しみもあります。
使用した感想、評判やスタイリングについて
購入した経緯や使用歴
セントジェームス / ウエッソンは、10代の頃から来ているので20年以上使っていると思います。サイズの変動はありましたが、着心地はほとんど変わらないですね。
僕の中ではカットソー選びの一つの基準になっていて、「セントジェームスだと、どれくらいのサイズ感ですか?」なんて聞いたりもします。それくらい定番アイテムですね。
使用してみた感想、評判
もう本当に昔から着ているので、相棒のような感じで今でも飽きることなく着ています。やっぱり魅力は昔から変わらないデザインと、着れば着るほどに馴染んでいく素材感でしょうね。
本当に着込んでいくことによって、だんだんと風合いも出て、肌に気持ちよくなじんでいきます。この経年変化を楽しめることも、長年使い続けている理由の一つです。
スタイリングについて
とにかくどのようなスタイルにも合う便利なアイテムなので、スタイリングについて深く考えたこともないのですが(苦笑)、最近はボトムをゆったりめにして、ウエッソンは袖をロールアップして着ることが多いかなーと思います。足元はシャンボードなどの革靴が多いですね。
実は一時期、浮気して他のメーカーのボーダーシャツも着ていましたが、やっぱりセントジェームスは素材がなんと言ってもいいです。
購入時のチェックポイント
セントジェームス / ウエッソンを購入する時には、以下のポイントをチェックするといいと思います。
ここをチェック!
- 洗濯で縮むので、サイズは必ず大きめを選ぶ
- サイズ選びに迷ったら店員に必ず聞く
といったところでしょうか。サイズ選びは少し難しいのですが、自分の体型がわかっていれば、すんなりと決めることができると思います。
あと、迷ったら自分で判断せずに、店員さんにアドバイスをもらうようにしましょうー。
記事のまとめ
セントジェームス / ウエッソンについて、サイズ感、特徴、評判などをまとめてみると
ここがポイント!
- 原産国は100年以上変わらずフランス製
- 定番のデザインなので何年も着られる
- 首の開きややや短めの袖丈が使いやすい
- サイズやカラー展開が豊富
- 洗濯で縮む!ジャストで着る場合は、必ず1サイズ上を選ぶ
ということでしょうか。
セントジェームスは他のバスクシャツに比べると、着こなしていくにつれて風合いも変わって、経年変化を楽しめるカットソーだと思います。
ぜひ、自分だけの一着に育ててみてください!
130年以上もカットソーを作り続けているって本当に凄いことです。僕もこれからも使い続けていきたいと思います!